採用情報
Recruit
我々と一緒に働きませんか?
技術課職員は東海北陸地区国立大学法人等職員採用試験の合格者から採用しております。
現在の募集状況についてはこちら(研究所の人材募集ページ)をご参照ください。
募集区分や試験内容などの詳細については東海・北陸地区 国立大学法人等 職員採用試験サイトをご参照ください。
また、場合によっては、前記合格者以外から選考採用する場合があります。こちらの募集についても上記の研究所の人材募集ページに掲載しております。
※なお、技術支援員に関しても同じページで随時募集しております。
男女問わず働きやすい環境です
こちらの図は2024年4月現在の技術課における男女比を示しています。男性女性に関わらず活躍できる職場です。
子育て支援も充実しています
職場に保育園が設置されており、0歳児から預けられます。小さな子供がいても安心して仕事を続けることができます。
先輩からのメッセージ
森 祥伍(令和3年度採用)
配属先の植物環境応答研究部門ではシロイヌナズナの重力応答について研究しています。
私の担当は、シロイヌナズナの遺伝子組換えや掛け合わせなどの系統管理、作製した系統の重力屈性測定などの生理実験、顕微鏡を用いたシロイヌナズナの蛍光観察、得られたデータの定量など、研究業務を一貫して行っています。特に当研究室では重力応答を研究するために、通常の顕微鏡を横倒しにし、試料の重力方向を保持できる特殊な顕微鏡を所有しており、私はこの顕微鏡を用いた観察を重点的に行っています。
一つの研究内容に密接に関わって仕事を行うため、研究の進捗に直接的に貢献している実感が得られるのが仕事のやりがいです。今後も多角的に研究に関われるように、様々な新しい実験手法や、自発的に研究内容を提案できるような知識、さらにDeepLearningをはじめとする分野外の有用な技術などを身に着けていきたいです。
先輩から一言
たくさん実験出来て楽しい職場です。一緒に頑張りましょう!
大井 祥子(令和2年度採用)
私は生物進化研究部門に配属され、植物の速い信号伝達機構と進化に関する研究支援と研究室の安全労働衛生管理業務を行なっています。
研究支援の業務内容は、主に動く食虫植物であるハエトリソウやモウセンゴケの形質転換法の改良とその運営管理を担当しています。食虫植物は、モデル植物であるシロイヌナズナなどと比較して研究のための知見が蓄積しておらず、形質転換体の作出は可能になりましたがその効率はまだ高くありません。植物の速い信号伝達機構の研究にこれらの動く食虫植物は有用な植物であるため、より効率的に形質転換体を作出する実験技術を確立することで研究の進展に寄与したいと考えています。
私の研究テーマは、年度毎に研究室に必要な課題によって決められ、研究室内で月1回行われるプログレスセミナーで実験の進捗報告をし、技術課の技術課報告セミナーで一年間の成果を発表しています。さらに全国の生物系技術職員が参加する生物学技術研究会で成果発表する機会が与えられています。毎年やりがいのあるテーマを頂いているので、基礎研究の確立に貢献するとともに、研究者の心強いパートナーと言われるような幅広い知識と技術を兼ね備えた技術職員になることを目標にしています。
先輩から一言
あなたの専門性と好奇心を活かせる職場です。
西本 裕希(平成31年度採用)
私は、学生時代に同じ研究室で働いていた技術職員の方の柔軟性の高い働き方に魅力を感じ、大学職員を志望しました。実際にこれまで4年間技術職員として勤務して、業務及び私生活の面で働きやすさを感じています。
採用1年目には生物機能情報分析室(現:トランスオミクス解析室)に配属され、FACSやNGS関連の業務に従事しました。2年目には現在所属しているクロマチン制御研究部門に異動となり、生化学やNGS関連の実験など、幅広い業務に取り組んでいます。これらの部署での業務は、本人の希望や学生時代に学んだ知識を考慮して決定され、自分の経験や能力を十分に活かせる職場環境であると感じています。
また、業務においては、自分の都合に合わせて実験のスケジュールを立てることができ、私生活との調和を図りやすい環境にあります。採用1年目には結婚し、長期休暇を取得してヨーロッパに新婚旅行に出かけました。2年目には娘が生まれ、育児休業を2ヶ月間取得しました。この期間中には、子どもの成長を間近で見ることができましたし、育児の大変さも経験することができました。職場の方々には心から感謝しています。現在でも、育児部分休業や在宅勤務などの制度を活用して働いています。
先輩から一言
私たちの職場は、自分のライフプランを充実させながら、自己の専門的関心に合わせた研究にも従事できる魅力的な職場です。
杉浦 宏樹(平成30年度採用)
配属先の情報管理解析室では実験データを解析する大型計算機の管理・運用を行っています。ゲノム関連情報や顕微鏡画像などの様々な実験データは時代の進歩とともにビッグデータ化しており、それを効率的に処理するための環境を備えた計算機の運用を行うことで生物学研究の支援を行っています。また、生物情報学を専門としない研究者を対象とした講習会やトレーニングコースの開催・運営を行い、研究所内外へ生物情報学のノウハウを発信しています。
その他の業務として研究活動の基盤となるインターネット環境を支え続ける活動を行っています。具体的には情報ネットワークの構築・整備・運用を行い、所内外の情報交換の基盤を支えることや、所内におけるネットワークの利用やセキュリティ対策、計算機環境の整備や情報システムの構築などの相談窓口役などがあります。今後は情報関連の知識をより増やしていき、基生研に関わる方々が不自由なく安心して研究活動が行えるようなネットワーク環境の構築を支えていきたいです。
先輩から一言
様々な生命科学の基礎研究を一緒に支援していきましょう!
尾納 隆大(平成26年度採用)
(採用当時の)配属先の生物機能情報分析室にてフローサイトメーターの管理・運営を行っています。具体的には、初めて機器を使用する方への使用方法の説明、実験のサポート、トラブル対応、セミナーの開催などを行っています。また研究所主催のトレーニングコースの運営も行っています。コースの受講生への必要事項の連絡、室のウェブサイトを活用した開催情報の提供などを行っています。
業務のひとつとして、高速 DNA シークエンサのデータ解析も担当しています。今後は解析技術をさらに磨き、関連する知識・経験を増やしていきたいです。具体的には Python というプログラム言語を勉強し、解析に活かしたいと考えています。また当研究所主催のトレーニングコースで学んだ知識や技術も活用し、後にトレーニングコースでの講師など務められるようになりたいです。
先輩から一言
一緒に「明るい基生研、明るい技術課」を目指しましょう!!