研究所全体に関わる業務

Whole institute's management work

共通機器の管理

研究所では研究者に対して様々なサービスを提供しています。例えば、蛇口をひねると純水が出る、実験に必須な氷がいつでも手に入る、液体窒素もいつでも利用可能、など。技術職員はこれらの業務を分担して、研究所の活動を陰から支えています。

職場の労働安全衛生

研究所には安全委員会が置かれ、所内の安全について情報提供を行っています。また、各安全委員は所属する研究室・施設の安全を総括するとともに、所内の他部署へ安全衛生の巡視を行うことで、お互いの安全意識の向上に努めています。

純水製造装置

実験には混ざりものがないきれいな水が必要です。家庭の水道のように、各実験室の専用の蛇口をひねるといつでも綺麗な水が出ます。写真は建物の最上階にある純水製造装置です。毎月当番で担当の技術職員が点検・管理しています。

製氷機

分子生物学の実験では温度コントロールが重要です。エリアごとに製氷機が設置されており、実験に必要な氷がいつでも手に入ります。

大型プリンタ

学会前に大活躍する大型プリンタ。ただちょっと癖があります。困ったときには技術職員が手助け。なんとか間に合う?

安全衛生巡視

技術課メンバーで衛生管理者の資格を持つ者が各研究部門等の安全委員とともに定期的に各室を巡回し、点検しています。時には厳しい指摘を行い、職場環境の改善に尽力しています。

試薬保管室

毒劇物などは厳重に保管されています。特に毒物はカード式のカギがないと入室不可の部屋で保管されており、常時防犯カメラも作動しています。

廃棄物処理室

廃棄物処理室は、基生研と生理研の両研究所で生じた実験廃液や感染性廃棄物を適正に回収し、廃棄物処理業者へ処理を委託します。